中国越境EC
急拡大の一途をたどる中国巨大ECマーケット。日本の企業にとって、そのマーケットへのアプローチが、一昔前では考えられなかったスピードと手法で実現可能なものになりつつあります。一過性では終わらないこの経済・産業・文化の流れに乗り遅れないように、中国越境ECにアプローチする的確な方向を指し示す水先案内人であることを私たちの任務と考えています。
中国政府は電商政策を打ち出し、越境業務の大きな発展が加速されていますが、一方で、代理購入などの不法行為に厳しい規制と罰則を強化しています。中国政府の厳しい規制が強まるにつれて、電商プラットフォームの乱造や偽物が流通する状况は業界と消費者を悩ます最も重要な要素となっています。
中国の消費者は想像以上に日本の商品に対する理解度が低く、国際ブランドと「人気商品」しか知らないのが現実です。
労働者層だけではなく、知識層も日本の文化に対する理解が浅く、商品にたいする理解と購入に影響しています。
日中経済発展貿易株式会社の母体である一般社団法人日中文化経済交流発展基金会は1990年8月、元・上海市長汪道灌先生と日本の政財界の重鎮の方々の賛同を得て、日本の優れた文化、技術、製品やサービスを中国市場へ紹介・提供することで、日中両国の「文化・経済促進および発展」を目的として設立されました。日中経済発展貿易株式会社はこの趣旨に則り、日本企業の対中国ビジネスがスムーズに展開できるようさまざまな支援業務を行っています。
一方、中国側の連携企業、跨品猫(亜州)有限公司は中国越境ECのプラットフォーム「跨品猫(クワピンモール)」を運営し、サプライチェーンの管理を最適化して、物流の精度を高め、高品質、純日本式の垂直クロスボーダープラットフォームの構築に力を尽くしています。同時にオフラインの体験ショップ「桜香館」(おうかかん)を開設して、消費者のために優良品質の日本製品の購買ルートを提供しています。日常生活品からハイエンドの芸術品に至るまで、絶えず「全方位で精緻な日本生活の美学を身近に」という経営理念を実現しています。